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「LA心VIN(ラシンバン)企画」という「屋号」について。

2004(平成16)年に一冊の本と出会ったときに決めておりました。

羅針盤(磁気コンパス)の起源の謎に触れた一冊の書物、Amir D.Aczel氏の著書「羅針盤の謎」。
その著書の主人公であり、羅針盤を発明したとされるFlavio Gioia(フラヴィオ・ジョイア)の像は、今もイタリア・アマルフィの中心部に立っています。
その像の写真を撮影してくることは、5年前、イタリア南北縦断旅行をした目的の一つでもありました。
【参考:拙著dacapoより~アマルフィ】
https://dacapo.piichi.jp/gulliver/116616/


「羅針盤」とは、皆さまにとってどのようなイメージのものなのでしょうか。

ワインという飲み物を通じて、幅広い世代の方々が交流でき、迷いや悩みが多い人生100年と言われるこの時代に、そこに集うお互いそれぞれが「羅針盤」としての役割を演じることができるような場所を作りたい。
まさにその思いを、ワイン=Le Vin、そして「心」に当てはめ、「LA心VIN」と命名させていただきました。

もう一つ、母校である北海道札幌西高等学校では、今も在校生向けに「羅針盤セミナー」というイベントを開催しております。同窓会でも「羅針盤」は、一つのキーワードとして使われており、私自身の「存在の原点」ともなった言葉を「形」として残したい。
そんな思いもありました。

看板は、アマルフィ同様の海洋都市でもあるスペイン・ミハスにて、Samia Youmasさんに作成していただきました。
ミハス自体、白い建物の街。
お店も白い外壁であることから、これが最も似合うだろうという直感でお願いしました。

スペイン・ミハスSamia Youmasさん(写真右)と。ショップ"SAMIA"にて。

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